トンスベルグ(Tønsberg)はノルウェー最古の都市。
人口は約46,000人だが、全体で人口500万人程度のノルウェーでは10番目に大きい街である。
彼の実家は、そのトンスベルグ郊外にあるセムという場所にあり、今回初めて訪問してきた。クリスマスの時期というのもあって、観光は特にせず、まったりとノルウェー人らしく過ごしてきたつもりである。
12月、ノルウェーでは日照時間が短い日々が続く。
私が留学したBodøは北極圏内。一日の日照時間は2〜3時間、短い時は40分くらいなのに対し、トンスベルグは南部に位置しており大体9〜15時の間は日が出ていた。同国でも緯度によって冬の印象ががらっと変わるのである。暗いことを想定していた私にとっては、ちょっぴり嬉しいお知らせであった。
とはいえ、着いて間もなくの頃は時差ぼけもあり、起床時間にはもう夕焼けが…(泣)
毎朝起きると慌てて外へ出て、日の暮れる前にお散歩をするという調子であった。
ノルウェーにいると、日が出ている時は外に出ようという気持ちが涌いてくる。
お日様のありがたみをひしひしと感じるからである。。
下の写真の用に、ちゃんと日が入ってくるように、窓が大きいお家もちらほら見かける。
こちらは、ツリーハウス。
ノルウェーにはどんな大きな街でも森や林がすぐそばにある。気が向いたらすぐお散歩ができる環境が整っているのである。だからノルウェー人はみんなお散歩が大好き。
林の奥に入っていくと、木には苔がたくさんついていることに気づかされる。Bodøとはまた違う雰囲気で、どこか日本を思わせる林である。
クリスマス前には雪が降り、ノルウェーの可愛らしい家々を真っ白に染めた。雪が降ると、また違った風景が楽しめるところがなんとも贅沢である。
ある日、彼が車でビーチまで連れて行ってくれた。
雪と氷に覆われた海岸は、まさに「ホワイトビーチ」。
寒そうな中、たくさんの鳥たちがビーチで遊んでいるのを見ながら、お散歩を楽しむといった調子である。
天気はどんよりしていたけれど、それでも雪景色は美しい。
特に何があるってわけじゃないけれど、歩けば子連れの家族が遊んでいる姿、美しい鳥たち、綺麗な結晶など色々楽しめるのがノルウェーのいいところだ。
なにより、ずっとその地に住んでいるノルウェー人自身がそれを楽しんでいることがすごいなと感心してしまう。自然と共に生きるということのヒントがノルウェーの生活には隠れていているように思う。
写真中心でしたが、読んでいただきありがとうございます。
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Tønsbergでお散歩
トンスベルグ(Tønsberg)はノルウェー最古の都市。 人口は約46,000人だが、全体で人口500万人程度のノルウェーでは10番目に大きい街である。 彼の実家は、そのトンスベルグ郊外にあるセムという場所にあり、今回初めて訪問してきた。クリスマスの時期...