2016年2月3日水曜日




トンスベルグ(Tønsberg)はノルウェー最古の都市。
人口は約46,000人だが、全体で人口500万人程度のノルウェーでは10番目に大きい街である。
彼の実家は、そのトンスベルグ郊外にあるセムという場所にあり、今回初めて訪問してきた。クリスマスの時期というのもあって、観光は特にせず、まったりとノルウェー人らしく過ごしてきたつもりである。
 
12月、ノルウェーでは日照時間が短い日々が続く。

私が留学したBodøは北極圏内。一日の日照時間は2〜3時間、短い時は40分くらいなのに対し、トンスベルグは南部に位置しており大体9〜15時の間は日が出ていた。同国でも緯度によって冬の印象ががらっと変わるのである。暗いことを想定していた私にとっては、ちょっぴり嬉しいお知らせであった。

とはいえ、着いて間もなくの頃は時差ぼけもあり、起床時間にはもう夕焼けが…(泣)
毎朝起きると慌てて外へ出て、日の暮れる前にお散歩をするという調子であった。







ノルウェーにいると、日が出ている時は外に出ようという気持ちが涌いてくる。
お日様のありがたみをひしひしと感じるからである。。

下の写真の用に、ちゃんと日が入ってくるように、窓が大きいお家もちらほら見かける。




こちらは、ツリーハウス。

ノルウェーにはどんな大きな街でも森や林がすぐそばにある。気が向いたらすぐお散歩ができる環境が整っているのである。だからノルウェー人はみんなお散歩が大好き。






林の奥に入っていくと、木には苔がたくさんついていることに気づかされる。Bodøとはまた違う雰囲気で、どこか日本を思わせる林である。





















クリスマス前には雪が降り、ノルウェーの可愛らしい家々を真っ白に染めた。雪が降ると、また違った風景が楽しめるところがなんとも贅沢である。





ある日、彼が車でビーチまで連れて行ってくれた。
雪と氷に覆われた海岸は、まさに「ホワイトビーチ」。
寒そうな中、たくさんの鳥たちがビーチで遊んでいるのを見ながら、お散歩を楽しむといった調子である。


















天気はどんよりしていたけれど、それでも雪景色は美しい。
特に何があるってわけじゃないけれど、歩けば子連れの家族が遊んでいる姿、美しい鳥たち、綺麗な結晶など色々楽しめるのがノルウェーのいいところだ。

なにより、ずっとその地に住んでいるノルウェー人自身がそれを楽しんでいることがすごいなと感心してしまう。自然と共に生きるということのヒントがノルウェーの生活には隠れていているように思う。



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Tønsbergでお散歩

トンスベルグ(Tønsberg)はノルウェー最古の都市。 人口は約46,000人だが、全体で人口500万人程度のノルウェーでは10番目に大きい街である。 彼の実家は、そのトンスベルグ郊外にあるセムという場所にあり、今回初めて訪問してきた。クリスマスの時期...

2016年2月1日月曜日




こんにちは。

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
今年は年明けからノルウェーの漁村に行き、卒論のための調査をしていました。データをまとめあげて先日提出できたのでほっとしております。もう終わっちゃったと思うとちょっと寂しかったり。



近況報告はこの辺にして、
今日はノルウェーのクリスマスについて書きたいと思います。

ノルウェーのクリスマスは、日本のようにカップルのための時間ではなく、家族のための時間です。キリスト教の信者が少ないノルウェーでのクリスマスの祝い方は特に決まっておらず、家族によって異なるようです。全員でクリスマスツリーを囲んで聖歌を歌い、盛大にクリスマスを祝う家族もいれば、親戚と顔を合わせて夕飯を食べるだけの家族もいます。

今回初めてノルウェー人の彼氏の家族に招待され、クリスマスパーティーに参加してきたので、写真とともに少し紹介したいと思います。

12月21日にお家着。すでにお庭にはイルミネーションが飾ってありました。





ショッピングセンターではサンタさんが子供たちにお菓子を配っています。


サンタさん、ちょっと恐いよ・・

彼の祖父母の関係で、教会の合唱イベントにも行きました。
北欧に行くと、新しいシンプルな協会がたまに見れます。


いよいよクリスマス間近。
クリスマスイブの前日に彼の家族と家の中でクリスマスツリー作りをしました。





完成系がこちら。



フロアーに積もっているのはなんと全てプレゼント。





インテリアもすっかりクリスマス色に染まって準備満タンです。

当日クリスマスイブは、
親戚が集まって食事会スタート。



ノルウェーの典型的なクリスマス料理のポークリブ。彼のお母さんが8時間オーブンで焼いてくれました。外側はかりっとして中はやわらか〜。正直、ノルウェーで特別美味しいものに出会ったことがなかったけど、このお肉は本当に美味しかったです。

そしてデザートは、これまたクリスマス定番の”Riskrem"。
ライスにミルクを入れ、煮詰めて、ストロベリーソースをかけたもの。
日本人にとってはあまり慣れない食べ物ですが、ノルウェー人はライスクリーム的なものをよく食べます。最初の方は「ライスが甘い」ことに抵抗がありましたが、今では慣れました。

 メニューが気になる方はこちらのブログから。→ A Norwegian Christmas Delight( In English)





食事が終わった時点でお腹いっぱいでしたが、まだまだデザートが出されます。その中に、以前北欧フェアでバイトした時に書いた記事で紹介したデンマーク生まれのお菓子、フルーボラー発見❤強烈に甘いので、コーヒーと一緒にいただきました。

団欒を楽しんでいるうちに、プレゼント交換が始まりました。
プレゼントを一つずつピックアップして、あらかじめ書いてある送り主と宛名を読み上げます。そこでプレゼントを送られた人はその場でプレゼントを開けるのですが、みんなが見てるので、プレッシャーを感じます(笑)ここからは、"Tusen takk(ありがとう)" と"Vær så god!(どういたしまして)"の繰り返し。

びっくりしたのが、プレゼント中に札束がそのまま入っていることが何回もあったこと(笑)若い人にとってはよくあることのようで、彼はびっくりする様子もなく、「ハハハありがとう」と対応していました。日本人のお年玉みたいなもんなのでしょう。

プレゼントは、一人につきいくつもある上に、一人一人丁寧に空けていくので、結局5人で3時間くらいかかりました。な、長い…!もっと大家族だったら一体どれくらいかかるんだろうか。クリスマス嫌いなノルウェー人が不満を言っている理由がわかりました。




メレンゲクリームが中に詰まっているお菓子、フルーボラー。


彼のお母さん手作りのケーキ。写真では伝わりませんが、かなり大きいです。
いただいたプレゼント。紅茶セット、ノルウェーのチョコレート、靴下、手袋、腕時計、帽子などなど。

いただいたプレゼントは、どれもノルウェーらしいもので素敵。

時間は掛かるけど、丁寧に一つずつプレゼントを渡しながら家族と過ごす時間は、一年に一回の貴重で素敵なイベントだなと思いました。


次回は今回クリスマスの間過ごした街、Tønsbergの自然の写真を中心にあげていきたいと思います^^



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ノルウェーのクリスマス

こんにちは。 遅くなりましたがあけましておめでとうございます。 今年は年明けからノルウェーの漁村に行き、卒論のための調査をしていました。データをまとめあげて先日提出できたのでほっとしております。もう終わっちゃったと思うとちょっと寂しかったり。 ...

 

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